COACHTECH PROに入って感じた現実|案件保証だけを期待すると危険かもしれない

2026.06.11
Estimate: 11 min
COACHTECH PROに入って感じた現実|案件保証だけを期待すると危険かもしれない

「PROに合格すれば実務経験が積める」と信じて進んだ結果、卒業から半年以上経った今も案件紹介を待っている——この記事はそのリアルを正直に書きます。批判ではなく、同じ期待を持って進もうとしている人に知ってほしいことがあります。

はじめに

前の記事でCOACHTECH PROの概要や参加条件について書きました。今回はその続きとして、実際にPROへ参加して感じたことを書きます。

COACHTECH PROとは?参加条件や学習内容を解説

先に結論を言うと、PROに参加したこと自体は良かったと思っています。でも、当時抱いていた期待と現実には、無視できないギャップがありました。

「案件保証があるから安心」という気持ちでPROを目指している人がいるなら、この記事を読んでから判断してほしいです。


この記事でわかること

  • PROに合格したときの感情と期待
  • 副業コースを選んだ理由
  • 卒業から半年以上経った今の現実
  • 「案件保証」という言葉への正直な感想
  • これからPROを目指す人へ伝えたいこと

PROに合格したときは本当に嬉しかった

COACHTECH PROは誰でも参加できるプログラムではありません。カリキュラム中の成績が一定以上でなければ受験資格すら得られないし、試験に合格しなければ参加できない。

そのプロセスを乗り越えて合格通知が来たとき、正直かなり嬉しかったです。「ここまで頑張って良かった」という気持ちと同時に、「これでやっと実務に近い場所に行ける」という期待感がありました。

COACHTECHに入る前は公務員として働いていて、プログラミングは完全なゼロスタートでした。その状態から学習を続けてPROまで来られたことは、自分の中でひとつの達成感でした。


副業コースを選んだ理由

PROにはフルコミットコースと副業コースがあります。自分は副業コースを選びました。

理由は状況的なものが大きかったです。当時はまだ公務員として働いていたので、いきなりフルタイムのエンジニア業務に移行するのは現実的ではありませんでした。副業コースなら本業を続けながら実務経験を積める——そのスタイルが自分の状況に合っていました。

また「まずは副業で実績を作って、そこからフリーランスへの移行を考えよう」という段階的なプランも頭にありました。副業コースはそのための入口として機能するはずだと思っていました。


正直、もっと早く案件が始まると思っていた

ここが、現実との最初のギャップです。

PROに参加したら、比較的早い段階で案件が始まるものだと思っていました。もちろん「すぐに案件が来る」と明言されていたわけではありません。でも「案件保証」という言葉から、ある程度のスピード感があると勝手に想像していました。

入学説明会やホームページに書いてある情報を読んでいたはずなのに、なぜかそこに「案件が来ないこともある」という可能性をリアルに想像していなかった。今振り返ると、期待が先走っていたと思います。


卒業から半年以上経った今の現実

2025年12月に卒業しました。

この記事を書いている時点で、まだ案件の紹介はありません。

途中で担当者の方に確認したことがあります。返ってきた答えは「条件に合う案件がない」というものでした。

案件はクライアント次第です。スクール側が作り出せるものではないし、その点はよく理解しています。だからスクールを責めたいわけではありません。ただ「案件保証」という言葉から想像していたスピード感と、実際の状況には大きな開きがありました。


「案件保証」という言葉について感じたこと

「案件保証」と聞くと、多くの人は「案件が確約されている」と受け取ると思います。自分もそうでした。

でも実際には、案件が発生しなければ紹介もできません。 案件保証は「案件が来たときに優先的に紹介する」という意味であって、「必ず案件がある」という約束ではないということです。

この違いは、入る前に正確に理解しておくべきでした。

さらに気をつけてほしいのは、副業コースの場合、案件保証期間は3ヶ月という点です。仮に案件に参画できたとしても、3ヶ月後からは自分で案件を獲得し続けなければなりません。

「PROに入れば案件の心配はなくなる」という認識で進むと、現実に直面したときのギャップが大きくなります。自分がまさにそうでした。


それでもPROに価値がないとは思っていない

ここは誤解してほしくない部分です。

PROを目指したこと自体は、間違っていなかったと思っています。

受験資格を得るために学習の質が上がりました。「課題をこなすこと」から「理解して使えるようにすること」への意識の変化は、PROという目標があったからこそ生まれたものです。

また、実務を意識した視点で学ぶようになったのも、PROを目指した期間の収穫でした。「このコードは実際の現場で通用するか」という問いを持ちながら学習するのと、そうでないのでは、同じ時間でも理解の深さが変わります。

PROそのものの価値を否定したいわけではありません。ただ「入れば解決する」という期待のまま進むと、現実とのギャップに消耗します。


これからPROを目指す人へ

もしPROを目指しているなら、案件保証だけを目的にしない方がいいと思います。

自分が感じたPROの本当の価値は、以下の部分でした。

  • 受験を目指すことで学習のモチベーションと質が上がる
  • 実務を意識した視点で学べるようになる
  • 案件紹介のチャンスがある(ただし保証ではない)

このくらいの認識で進む方が、現実に近いと思います。

そしてもう一つ、案件獲得についてはPROだけに頼らず、自分でも動き続けることが必要です。 クラウドソーシングへの応募・ポートフォリオの改善・自分からの営業——こういった行動を並行して続けることが、PROを最大限に活かす方法だと今は感じています。

PROはゴールではなく、実務へのスタート地点です。そしてスタート地点に立っただけでは、何も始まりません。


まとめ

COACHTECH PROは、通常コースより一歩進んだ実践的な環境です。ただし「案件保証」という言葉から受ける印象と、実際の状況には認識のズレが生じやすいです。

自分自身、卒業から半年以上経った今も案件紹介を待っている状況です。それは事実として書いておきたかった。

PROに参加したことへの後悔はありません。でも「入れば安心」という期待のまま進んでいたら、もっと早くから自分で動けていたかもしれないとも思っています。

同じ期待を持ってPROを目指している人に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。


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