Laravelを学んで最初の案件を取るまで

2026.06.12
Estimate: 11 min
Laravelを学んで最初の案件を取るまで

HTMLも知らない状態から学習を始めて、最初の案件を取るまでに何があったか——提案を送っても無視され続けた日々、ポートフォリオ制作で何度も投げ出しそうになった話を正直に書きます。

はじめに

プログラミングを学び始めた頃、「自分の力で案件を獲得すること」がひとつの目標でした。

当時は公務員として働きながら学習していて、将来的にはエンジニアとして仕事ができるようになりたいと思っていました。でも学習を始めたばかりの頃は、正直なところ案件を取れるイメージが全くありませんでした。

HTMLって何?というレベルから始めて、最終的に最初の案件を獲得するまで——その過程で感じたこと、詰まったこと、乗り越えたことを書きます。これから学習を始める人や、案件応募で苦戦している人に届けば嬉しいです。


この記事でわかること

  • HTMLも知らない状態からLaravelに至るまでの流れ
  • ポートフォリオ制作で感じたこと
  • 案件応募の現実(提案しても返信が来ない日々)
  • 初めて案件が決まったときの感情
  • 案件を取ってから気づいたこと

最初はHTMLとCSSすら分からなかった

学習を始めた当初、本当に何も知りませんでした。

「タグって何?」「なぜこのコードを書くと画面に表示されるの?」——そんなレベルからのスタートです。YouTubeの入門動画を見て、Progateで基礎を触って、書いた通りに動いたときの「おお」という感覚を積み重ねていきました。

最初にHTMLで「Hello World」が表示されたとき、今思えば笑ってしまうくらい些細なことですが、あの瞬間の嬉しさは覚えています。「自分が書いたコードが画面に出た」という体験が、続ける最初のエネルギーになりました。

ただその時点で案件獲得なんて、全く想像できませんでした。遠い世界の話でした。


Laravelとの出会い

学習を進める中でLaravelに出会いました。PHPのフレームワークで、Webアプリケーションを効率的に作るための仕組みです。

最初にLaravelのドキュメントを開いたとき、「ルーティング」「コントローラー」「モデル」「マイグレーション」——知らない言葉が並んでいて「自分にこれは無理かもしれない」と思ったのが正直なところです。それでも毎日少しずつ触り続けると、繰り返すうちに「ここはこういう仕組みなのか」という点と点がつながる瞬間が出てきます。その瞬間が楽しくて、続けられました。


ポートフォリオ制作が想像以上に大変だった

学習よりも大変だったのは、ポートフォリオ制作でした。

チュートリアル通りにコードを書くのと、ゼロから自分でサービスを作るのは全く違います。「何を作るか」「どう設計するか」——学習段階では誰かが決めてくれていたことを全部自分で考えなければいけない。実際に詰まったのは実装よりも「仕様を決める」部分でした。何度か投げ出しそうになり「永遠に終わらないんじゃないか」と感じた夜もありました。でも「ポートフォリオがなければ応募もできない」という事実が続ける理由になりました。


完成させることを優先した

ポートフォリオ制作で学んだのは、「完璧を目指すと完成しない」ということでした。

最初は「きれいなコードで、機能も充実したものを作ろう」と思っていました。でもそれを意識すると、いつまで経っても「まだ足りない」「もっと良くできる」という状態が続きます。

途中から「まず動くものを完成させる」に切り替えました。リファクタリングは後でできる。機能追加も後でできる。でも「完成させること」だけは今やらないとずっと応募できない——そう割り切ってからペースが上がりました。


最初の案件応募は怖かった

ポートフォリオが完成しても、すぐに応募できたわけではありませんでした。

クラウドワークスやランサーズを開いて、案件一覧を見て、「応募する」ボタンの前で何度も止まりました。「自分なんかが応募して大丈夫なのか」「こんなポートフォリオで通用するのか」という気持ちが先に来て、なかなか送れませんでした。

背中を押したのは「応募しなければゼロのまま」という単純な事実でした。断られることへの怖さより、何もしないまま時間が過ぎることの方が怖かった。そう思って、最初の提案を送りました。


現実は甘くなかった

最初の数週間、返信はほとんど来ませんでした。提案を送っても無視。既読すらつかない。たまに返信が来ても「今回は見送ります」という一行。SNSの「未経験から案件獲得!」という投稿との現実とのギャップに、じわじわ消耗していきました。今振り返ると、あの時期に返信が来なかったのは当然でした。提案文は定型文に近く、ポートフォリオも見栄えよりも動くことを優先して作ったものでした。


改善を繰り返した

返信が来ない期間も、完全に止まっていたわけではありませんでした。

提案文を書き直す。ポートフォリオのUIを修正する。応募する案件のジャンルを変える。一つひとつの改善は小さかったですが、少しずつ変化させながら応募を続けました。

この期間、今振り返ると学習時代より成長していた気がします。「どう見えるか」「どう伝えるか」を真剣に考え続けた時間が、エンジニアとしての視野を広げてくれたと思っています。


初めて案件が決まったとき

初めて案件獲得の連絡をもらったとき、正直しばらく現実感がありませんでした。

金額は決して大きくありませんでした。小さな修正案件で、報酬は数千円程度でした。でも「自分のスキルに対してお金を払ってもらえる」という事実は、金額以上の意味がありました。

公務員として働きながら学習を始めて、スクールに通って、ポートフォリオを作って、何十回も提案して——その全部が「数千円の案件」につながった瞬間でした。小さい一歩かもしれないけれど、確かに前に進んだと感じました。


案件を取ってから気づいたこと

案件が始まると新しい課題が次々に出てきました。納期・クライアントとのコミュニケーション・「動けばいい」ではなく「相手が使いやすいか」を考えること——学習段階では意識しなかったことが実務では当たり前に求められます。案件を取ることがゴールだと思っていましたが、取ってからの方が学びが多かったです。「実務は学習とは別物だ」とよく言われますが、実際にやって初めてその意味がわかりました。


学習中の自分に伝えたいこと

もし学習を始めた頃の自分に声をかけられるなら、こう言いたいです。

「最初から完璧じゃなくていい。完成させることの方がずっと大事だ」

ポートフォリオも、提案文も、最初は粗くていい。大事なのは「動かすこと」「送ること」「続けること」です。完璧を待っていると、何も始まりません。

案件獲得までの道のりは長く感じます。でも少しずつ積み上げれば、必ず前には進めます。途中でやめなければ、どこかで必ずつながります。


まとめ

Laravelを学び始めた頃、案件獲得は遠い目標でした。

ポートフォリオ制作で何度も投げ出しそうになり、応募しても返信が来ない日々が続き、それでも少しずつ改善を続けた先に最初の案件がありました。

金額は小さかったです。でもあの体験がなければ、今のフリーランスエンジニアとしての自分はなかったと思っています。

これから学習を始める人や、案件応募で苦戦している人に、この話が少しでも参考になれば嬉しいです。


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